この夏注目の三本の映画

最新の人気映画ランキングで注目を集める映画が三本あります。マレフィセントとアナと雪の女王と思い出のマーニーの三本です。
いずれも最新人気映画ランキングでトップ10に入るものですが、子供人気も期待出来るので夏休みに突入した今、ますます観客動員数が伸びて行くのではないでしょうか。

いずれも人気の映画ですが、中でもアナと雪の女王は劇場公開日が3月14日ですからもうすでに4ヶ月以上のロングランとなっています。それにも関わらずまだまだ現役のトップ10入りですからどれだけ粘る事が出来るのか注目です。
その指針となるのが、マレフィセントと思い出のマーニーです。

マレフィセントは劇場公開が7月5日ですからアナと雪の女王よりも新しい映画です。それもあってどちらもディズニー映画ですが、現在では人気映画ランキングでアナと雪の女王よりも上にいます。これから夏休みに突入してまだまだ伸ばして行くのか。それとも根強い人気を誇るアナと雪の女王が抜き返すのか注目です。映画としては実写ですから、アナと雪の女王や思い出のマーニーのようなアニメとは違い見る人を選ぶかもしれませんが、そこはディズニー映画です。小さな子供から大人まで楽しめる作りになっています。

続いて思い出のアーニーですが、これは言わずと知れた日本を代表するスタジオジブリのアニメ映画です。劇場公開は7月19日と、この三本の中では一番新しいですね。アナと雪の女王とのアニメ対決では現状はアナと雪の女王が一歩リードしていますが、まだまだ始まったばかりですから分かりません。またジブリ対ディズニーと言う事でマレフィセントとの対決も注目ですが、こちらも現在はディズニーに軍配が上がっています。

この夏注目の三本の映画、最後に笑うのはロングランのアナか、ディズニー実写のマレフィセントか、日本を代表するジブリ映画思い出のアーニーか、混戦ですから最後まで目が離せません。

今年最大のヒット映画「アナと雪の女王」

今年の人気映画ランキングNO1と言えば、「アナと雪の女王」に決定だと思います。
公開19週目には、興行収入250億円を突破し、累計動員数は1973万2446人のまで上ったのという事です。
この記録は、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」が2001年に記録して以来の記録で、13年ぶりの250億円超えとなったヒット作なのです。
夏休みに入り、アナ雪旋風は、治まることなく、より一層勢いを増しているとも言われています。

そんな、「アナと雪の女王」
何といっても注目なのが劇中歌ではないでしょうか。
吹き替え版では、松たか子を神田沙也加の歌声が評判で、今となっては、子供から大人まで口ずさむ事ができる歌になっています。
その他にも、キャラクターにも個性があり、アナやエルサを初めとして、夏に憧れる陽気な雪だるまオラフも子供たちに大人気のキャラクターになっています。

ストリーは、感動の中に笑いもあり、時間を忘れるぐらい映画に集中できる内容になっています。
楽天的なアナ。
自分の魔法の力に翻弄されるエルサ。
この2人の姉妹が繰り出す、姉妹愛を見ていると、自分の兄弟の大切さを考えなおすいい機会になる内容でした。

そんな思いストーリーの中に組み込まれる、笑いの要素と歌声。
この2つによって、映画を飽きることなく見続ける事ができるのだと思います。
山に住むトナカイでクリストフの相棒であるスヴェンの動きは、とてもコミカルで楽しい動きばかり。
それに加えて、オラフのセリフなども、とてもユーモアにあふれている作品になっています。

ミュジーカル仕立てで、歌と踊りが組み込まれた映画が、これほど人を引き付けるものだという事に初めて気づかされた作品です。
何度も見たくなる映画のひとつだと思います。

いつまで続くか「アナと雪の女王」の快進撃

映画の人気ランキングをみるとテレビコマーシャルでよく見かけたり、いろいろなメディアで出演俳優などの顔を見たりする映画がやはり上位にランクしているのが見て取れます。

それでもトップテンを見てみると上映が始まってから最初の週であるとかせいぜい数週間というような映画が人気の映画としてランクインしています。

そして、そろそろ上映が始まって5カ月が経とうとしている「アナと雪の女王」の強さが一段と輝いて見えるのも確かです。
テーマ曲などもテレビやラジオで聞かない日はないというほどよく聞くので、ブームはまだ去ったわけではないと思いますがどうでしょうか。

テレビコマーシャルなどを見てみるとまだ映画館で上映中にも関わらずレンタルがはじまるという前例のないようなことになっているようです。

このことが作品のどういうような影響を与えるのかちょっと興味があります。家庭でDVDで手軽に見れることから映画館に足を運ぶ人が減ってしまうのか、さらに大きなブームやムーブメントが起こるのか楽しみでもあり、恐くもあります。レンタルと映画の上映の関係についてこのことがおおきな前例になるのかもしれません。

そしてこれから、ついに上映の始まった大本命の「思い出のマーニー」がランキングにどのように絡んでくるのかが面白そうです。日本では興業収入の記録のほとんどがジブリのアニメ映画でありますが、今回の作品は宮崎駿氏の後のじぶる作品がどうなるのかを占ううえでも重要な作品となることは容易に想像できます。

そのあとには超話題作のハリウッド版「ゴジラ」の上映も始まります。「ゴジラ」はすでに大ヒットしているので凱旋帰国になる日本でどのくらいのヒットになるのかこれまた興味深いです。

ジブリの新作は二人の巨匠を越えられるか

ジブリの新作アニメーション映画の宣伝が半端ではないようです。

テレビコマーシャルでもたくさん流れていますし、テレビ番組の特集などでも見かけることが多くなっています。監督や声優を担当した女優さんなどがよく出ていて公開前にある程度の内容がわかるくらいになっています。

スタジオジブリと言えば長年に渡り大看板として、宮崎駿氏と高畑勲氏とがいますが、今回の新作の「思い出のマーニー」は二人の巨匠は製作にはかかわっていないということが繰り返し、関係者などから聞かれています。
宮崎駿氏の衝撃の引退宣言はありましたが、当の宮崎駿氏はまだ毎日のように出社してくるという話ですから、この新作映画も何らかの助言がまったくないとは言えないと思いますが、表面上は宮崎、高畑両氏の影響をだんだんと抜いていくという意図があるものと考えられます。

監督の米林宏昌氏は監督としても「借りぐらしのアリエッティ」を成功させた言わば、ジブリ新世代の期待の監督と言えるのは確かでしょう。

ただ、テレビコマーシャルや予告編などを見てみるとジブリの絵柄と世界観は巨匠と共通しているように感じられます。はたして、新世代の期待の星の米林監督は二人の巨匠を継続していく人なのか、全く新しい世界を切り開きて行くのかの試金石になるかもしれないのが「思い出のマーニー」ということになると思われます。

まさしく、宮崎駿氏と高畑勲氏のジブリがどうなっていくのか道標となるような作品の位置付になるのか、二人の二番煎じのような作品なのかしっかりと見極めてみたいものです。