いつまで続くか「アナと雪の女王」の快進撃

映画の人気ランキングをみるとテレビコマーシャルでよく見かけたり、いろいろなメディアで出演俳優などの顔を見たりする映画がやはり上位にランクしているのが見て取れます。

それでもトップテンを見てみると上映が始まってから最初の週であるとかせいぜい数週間というような映画が人気の映画としてランクインしています。

そして、そろそろ上映が始まって5カ月が経とうとしている「アナと雪の女王」の強さが一段と輝いて見えるのも確かです。
テーマ曲などもテレビやラジオで聞かない日はないというほどよく聞くので、ブームはまだ去ったわけではないと思いますがどうでしょうか。

テレビコマーシャルなどを見てみるとまだ映画館で上映中にも関わらずレンタルがはじまるという前例のないようなことになっているようです。

このことが作品のどういうような影響を与えるのかちょっと興味があります。家庭でDVDで手軽に見れることから映画館に足を運ぶ人が減ってしまうのか、さらに大きなブームやムーブメントが起こるのか楽しみでもあり、恐くもあります。レンタルと映画の上映の関係についてこのことがおおきな前例になるのかもしれません。

そしてこれから、ついに上映の始まった大本命の「思い出のマーニー」がランキングにどのように絡んでくるのかが面白そうです。日本では興業収入の記録のほとんどがジブリのアニメ映画でありますが、今回の作品は宮崎駿氏の後のじぶる作品がどうなるのかを占ううえでも重要な作品となることは容易に想像できます。

そのあとには超話題作のハリウッド版「ゴジラ」の上映も始まります。「ゴジラ」はすでに大ヒットしているので凱旋帰国になる日本でどのくらいのヒットになるのかこれまた興味深いです。

ジブリの新作は二人の巨匠を越えられるか

ジブリの新作アニメーション映画の宣伝が半端ではないようです。

テレビコマーシャルでもたくさん流れていますし、テレビ番組の特集などでも見かけることが多くなっています。監督や声優を担当した女優さんなどがよく出ていて公開前にある程度の内容がわかるくらいになっています。

スタジオジブリと言えば長年に渡り大看板として、宮崎駿氏と高畑勲氏とがいますが、今回の新作の「思い出のマーニー」は二人の巨匠は製作にはかかわっていないということが繰り返し、関係者などから聞かれています。
宮崎駿氏の衝撃の引退宣言はありましたが、当の宮崎駿氏はまだ毎日のように出社してくるという話ですから、この新作映画も何らかの助言がまったくないとは言えないと思いますが、表面上は宮崎、高畑両氏の影響をだんだんと抜いていくという意図があるものと考えられます。

監督の米林宏昌氏は監督としても「借りぐらしのアリエッティ」を成功させた言わば、ジブリ新世代の期待の監督と言えるのは確かでしょう。

ただ、テレビコマーシャルや予告編などを見てみるとジブリの絵柄と世界観は巨匠と共通しているように感じられます。はたして、新世代の期待の星の米林監督は二人の巨匠を継続していく人なのか、全く新しい世界を切り開きて行くのかの試金石になるかもしれないのが「思い出のマーニー」ということになると思われます。

まさしく、宮崎駿氏と高畑勲氏のジブリがどうなっていくのか道標となるような作品の位置付になるのか、二人の二番煎じのような作品なのかしっかりと見極めてみたいものです。